考え方は「薬食同源」。食べて健康になる韓国料理の特徴
食事は健康維持に繋がるという「薬食同源」が根付いている韓国料理。
韓国料理と言えば唐辛子を使った辛い料理というイメージが浮かびますが、これも冬場は寒くなる韓国で
身体を芯から温めるための工夫の一つです。
韓国料理では発酵食品を多く使うのも特徴で、日本人も大好きなキムチは唐辛子に加えて発酵の手法を用いた
韓国料理ならではの一品です。
カンジャン(醤油)、テジャン(味噌)、コチュジャン(唐辛子味噌)など調味料の多くにも発酵食品が
使われており、キムチに至ってはなんと100種類を超えるレシピがあるのだそうです。
日本と同じくお米が主食で、食事にはスープが欠かせません。
具材の種類や量によって、クク・タン・チゲ・チョンゴルに分けられ、こちらも豊富な種類が存在します。
具がいっぱいのスープはメイン料理となることもありますよ。
伝統的な韓国料理では肉や魚を使うものが少ないのですが、これは高麗時代に仏教が重視され、
動物性の食材を使わない精進料理が尊重されていたことに由来します。
その後儒教が重んじられるようになると食文化にも変化が生まれて、牛肉や豚肉を使った料理が
韓国各地で発展していったのだそうです。
寒い日や疲れたときは唐辛子たっぷりの韓国料理を食べて、身体の内側から元気になりませんか?
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